娘の一歩。

キャリアライター市岡光子が娘の妊娠出産・子育てについて記録するブログです。

かかりつけ医を変えようと思う。

娘のかかりつけ医を変えようと思っています。

理由は3つ。

①RSウイルスになってから、肺炎を起こすまで悪化させてしまったから

②RSウイルスになってから、1ヶ月以上通っても全く良くならず、ついに中耳炎になってしまったから

③抗生剤を使いたがらない先生だから

 

これまで通っていた小児科は、実は義母の勤め先でした。義母がもう20年近くそこの医療事務をやっていて、パートナー氏のかかりつけ医でもある病院です。都内の病院事情がわからない私にとって、知っている人が勤めているし、パートナー氏もかかっていて勝手がわかる病院の方が何かと楽かと思い、生後2ヶ月のワクチン接種からお世話になっていました。

 

ただ、私と娘が何回か風邪をひいて受診した時、「もしかしてこの先生と相性が悪いかも?」ということは薄々感じていました。というのも、抗生剤や西洋の薬を全く使いたがらないので、風邪が必要以上に悪化するのです。ウイルスに抗生剤が効かないことはわかっています。が、例えば中耳炎や肺炎が懸念される時など、必要な場面では使うべき薬だと思います。使うべき時に使うべき薬を出してくれない。漢方薬とかガーグルを出しちゃう。や、風邪のひき始めなら漢方で治ると思うんです。でも、風邪がある程度の症状まで進んでいるときは、やっぱり普通の薬で対症療法した方が治りが早いと思います。

 

で、先月中旬に娘がRSウイルスで入院。その時、私の心が決まりました。

「かかりつけ医を変えたい。」

というのも、入院するまで悪化させないようにするのが、町のかかりつけ医の仕事だと思うのです。あるいは、悪化してしまったとしても、適切に状況を判断して早いうちから大きい病院と連携を取ることが必要だと思います。でも、今回、娘のかかりつけ医は血液検査でCRP(炎症反応)値が60倍になっているのに、大病院に行けとは言いませんでした。ちょっと抗生剤使って、様子を見ようか。それだけ。そもそも、CRP値が60倍になってからやっと抗生剤を出してくれた。でも、それでは遅かったのです。

 

抗生剤を飲んでも良くならず、むしろ水分も取れないくらいに悪化した娘。再度かかりつけ医に連れて行った時に、やっと大病院に搬送になりました。でも、その時のかかりつけ医の言葉がひどかった。

「多分、点滴だけで帰れると思うけど。なんともないと思うけどねえ。」

かかりつけ医の見立てが甘すぎでした。「なんともない」どころか、入院になってしまったよ!!と思いました。

 

その後、退院してからもしばらく鼻水と咳が止まらず。不信感は残っていたものの、状況を一番理解しているので、再度かかりつけ医を受診しました。薬をいくつか処方されたものの、結局全て飲み切っても咳も鼻水も全く良くならず。改善すらしていない状態。これではダメだと思い、保育園の近くにある小児科・耳鼻科にかかったところ、軽度の中耳炎になっていることが発覚。もう完全にかかりつけ医への信頼がなくなってしまいました。

 

今回新たに受診した小児科・耳鼻科の先生は、こちらがきちんと症状を伝えれば、的確に診断と処方をしてくれる方でした。相性も悪くない気がするので、次に風邪を引いた時からこちらの先生にお世話になろうと思っています。健診とかワクチン接種も受診病院を変えたいけれど、急に全部を新しい病院に変えると義母との間に波風も立ちそうなので、しばらくは健診とワクチンのみ、現在のかかりつけ医に通う予定です。でも、義母が定年退職したら、完全に変えようと思っています。

 

なんというか、都内は医者がたくさんいるからこそ、逆にかかりつけ医探しが難しいなあと思いました。選択肢がありすぎて、しかもその選択肢のピンとキリの差が激しくて、なかなか相性の良い医者に出会うのが難しい…。