「在宅勤務の父」のニュース
先日からTwitterのトレンドにも入り、話題になった「40代の在宅勤務の父」が2歳の娘を車に放置し死亡させた件。
あれは確かに父親のありえない行動、ありえないミスのせいでもありますが、一方で性別役割分業が根強い日本だからこそ起きてしまった事案でもあると思います。
そう、これあれだ
— いっちー//2歳児育児&7月から新しい仕事 (@univ_pr7586) 2020年6月18日
端的に言うと、「お父さんが子供がいない状態が当たり前」になっているのがおかしい
男女ともに子どもと一緒の生活が当たり前だったら、こんなこと起こらなかったと思ってしまう https://t.co/9yxKJv1e2B
家庭の背景も色々あったと思いますが、よほどネグレクトでない限り、「在宅勤務の母」が子供を車に放置して仕事に没頭し、子供を死なせてしまうということは起こりづらいと思うのです。
お父さんが子供が周りにいない状態が当たり前だったから起きてしまった事案。在宅勤務時も休みの日でも、嫌がおうでも子供がまとわりついてきて、子供が周りにいる事が当たり前な母親にとっては、「ありえない」事故だと思います。
でもこれ、どんなにありえないと思っても、お父さんを叩くだけじゃダメだと考えています。
たしかにお父さんにも罪はあるけれど、「お父さんは仕事、男は仕事。育児や家事は女がやればいい。」という価値観が根強い日本だからこそ、起こってしまった悲劇なのではないでしょうか。
女性=家庭
— いっちー//2歳児育児&7月から新しい仕事 (@univ_pr7586) 2020年6月18日
男性=仕事
こういう価値観がまだまだしぶとく、根強くある中で、家でもバリバリ仕事こなさなきゃいけないお父さん、2歳児が家にいて仕事できなかったよねって
2歳児がうるさくて車に乗せちゃったのかもしれないし
仕事のことで頭がいっぱいで、本当に忘れたのかもしれないし
家庭の事情で仕事を減らすことが難しい。
— いっちー//2歳児育児&7月から新しい仕事 (@univ_pr7586) 2020年6月18日
ワーママもそうだけど、これって働くパパも同じなんだと思う。
仕事至上主義、モーレツ社員の時代はもう終わったのに変わりきれない社会があって、そのひずみが今回のこととして起こってしまったのでは、と思う
社会的な背景も思い巡らせた上で、変えるべきところを変えていかねばならないのだと思います。