娘の一歩。

キャリアライター市岡光子が娘の妊娠出産・子育てについて記録するブログです。

1歳半過ぎるまで歩かなかった娘

子供の発達って、本当に人それぞれだと思います。育児書は何冊か読んだけど、結局のところ目の前の子供と向き合って対応の仕方を考えていくしかないのかな、と。

 

運動能力も子供それぞれでかなり違います。育児書に書いてある時期に歩かないからといって、心配し過ぎることはないです。目の前の子供が、きちんと親の呼びかけに反応して、にっこり笑って、食べたり飲んだらできていれば全然大丈夫。その子がゆっくりなだけ、大器晩成型なだけで、気長に見守れるといいなと思います。

 

タイトルの通りですが、娘は1歳半過ぎるまで歩きませんでした。大学病院にまで通って検査をおよそ1年ほど継続していました。

 

何かの病気ではないかとすごく心配で、情報もあまりなかったため、記録としてブログに残しておこうと思います。

 

結論から言うと、2歳2ヶ月の娘は今は歩けていて、元気に走り回っています。最近はようやくジャンプも覚えたところで、三輪車も少しずつ始めています。

 

10ヶ月になってもまだ歩がなかった娘。座り方も腰がしゃんとしていない、へなっている座り方でした。ちょうど猫が"おっさん座り"するような感じ。その様子を検診で見た小児科医に、大学病院での経過観察を進められ、発達の検査をすることになりました。(この時の小児科医とは相性が悪く、結局今は別のところにお世話になっています。)

 

大学病院では小児神経内科の先生にお世話になりました。最初の通院では血液検査やレントゲンの検査を行い、遺伝的、骨格的な問題がないかをチェックしましたが、特に問題がなかったため経過観察となりました。

 

2、3ヶ月に一度通院し、基本的には先生の視診と触診で経過観察を行います。ただ、1歳半を前にしても歩かなかったため、娘はまだ小さいにもかかわらずMRIを撮ることになってしまいました。この時の検査は今でもやらなくてよかったな、判断を間違えたなと少し後悔しています。大学のデータ取得に協力した形になってしまいました。

 

MRIでも特に異常は見られず、経過観察を継続。

結局1歳半になったばかりの11月7日に初めて三歩ほど歩けるようになりました。

最初の数歩を踏み出したらあとは早かったです。12月にはコンビカーを押してかなりの早さで歩けるようになり、自力でも少しの距離なら歩けるように。年明けには自分で靴を履いて、外で自由に歩いていました。2月には少しずつ走れてもいたように思います。

 

歩くのが遅くても大丈夫。ハイハイの期間もほとんどなかった娘ですが、全然転ばずに走り回っています。

 

その子の骨格と筋肉の発達、シナプスのつながり具合で最適な時期に歩き出すのだと思います。

 

初めての子どもだと、発達が他の子よりも遅いとかなり心配になってしまうこともあるかと思いますが、大人も性格や骨格、運動能力や記憶力にかなりのばらつきがあるように、子どももその子それぞれの個性があります。

ロボットではないので、目の前の子どものことをしっかり見て、考えられたらいいなと思います。

 

あと、考え方や話し方、性格が好きな、信頼できる小児科医を選んだ方がいいです。私は義母の勤め先に、何かと融通がきくこともあるからと通っていましたが、先生との相性が悪すぎて、発達のことに加えてRSウイルスでも娘を大学病院に連れて行くことになってしまいました。

詳しくはこちらの記事に書いていますので、もし宜しければご覧ください。

RSウイルスから初期の肺炎になり、順天堂練馬病院に入院していました。 - 娘の一歩。