千葉大学医学部附属病院ならではだった出産経験。
千葉大学医学部附属病院での出産について色々記事を書いてきましたが、今回は千葉大病院ならではだった出産経験について書いてみたいと思います。
①検診、陣痛時、出産時に新米助産師、医師が担当についた
検診時は主にベテラン医師の診察でしたが、一回だけ勉強のために研修医がバテラン医師についていました。触診はせず、先生とお話する部屋に研修医がいたという感じ。患者さんとの話し方だったり、診察の進め方を勉強している感じでした。
陣痛時、出産時はまだまだ経験の浅い新米助産師と新米医師が主に担当してくれました。これは母体が完全な健康体だったからだと思います。(私の場合は臍の緒のみ問題があっただけなので)触診や赤ちゃんの取り出し、会陰縫合はやはり少し時間がかかりました。特に触診はベテラン助産師や医師が確認のためにみてくれるので、二度三度やられてお尻が痛かったです。
大学病院は医療機関ですが、同時に教育機関でもあります。完全なる健康体の母体なんてなかなか千葉大病院には来ないでしょうから、新米医師、看護師、助産師の育成の場として私の出産を大いに利用してもらいました。経験を積んで、一人でも多くのお母さんと赤ちゃんを救ってもらえるようになったら、嬉しいと思います。
②看護学部の学生さんが実習にきた
千葉大学には看護学部もあります。時期によって、千葉大病院で看護学部の学生さんが実習をするようです。私は5月のゴールデンウィーク周辺に入院していたのですが、その辺はどうも実習時期のよう。学生さんが1日だけ私のところにも実習にきてくれました。
脈拍を測ったり、熱を測ったり。おっぱいのケアの仕方について調べたことを教えてくれたり。学生さんと触れ合うことで、赤ちゃんと自分だけの世界になりがちな産後の私の良い息抜きとなりました。
実習にあたっては、必ず看護学部の先生が説明に来てくれるほか、同意書も書くことになります。産後そんな余裕ないから嫌だ、という場合は断っても構いません。
③食事は普通の入院食
食事は普通の入院食でした。おいしくなく、不味くもなくという感じ…。あんまりメニューを覚えていません。意外と中華がたくさん出たイメージ。
産婦人科クリニックだとお祝い食が豪華に出たりするところもありますが、残念ながら大学病院は特別メニューはありません。
以上3点が千葉大病院ならではの出産経験です。
千葉大病院の助産師さんたちはみなさんとても優しくて丁寧に初めての赤ちゃんのお世話を教えてくれました。赤ちゃんのことだけでなく母親の様子もよくみてくれて、色んな話をしてくれました。退院するときは寂しくて、泣きそうになったほどです。
医師も女性が多く、みなさんとても丁寧に診察してくれました。大学病院の怖いイメージは、産婦人科に限っては全く無いです。
ぜひ安心して出産の準備をしていただけたらと思います。
以上です。