千葉大学医学附属病院での出産②
千葉大学医学部附属病院での出産の様子を日記形式でまとめています。↑この記事の続きです。
4月28日
6時半ごろ
東京から始発で来たパートナー氏が病院に到着。緊張しているのか、パートナー氏、若干震えていた。3〜5分間隔で陣痛があるものの、まだ耐えられる痛みだったのでパートナー氏と少し話したり、腰をさすってもらったりして時間を過ごす。朝食もきちんと食べることができた。朝食の内容はあまり覚えていないけど、よくある入院食でした。
12時ごろ
お昼ご飯。食事の内容をあまり覚えていない。中華丼みたいなものが出た気がする。
ウィダーとか菓子パンとか持ち込みOKだったので、食べられそうなものを買ってきてもらってちょくちょく口にしていた。病院内にコンビニが入っていて、売っているものも充実していたので、もし何か当日欲しいものがあればすぐに買える環境ではあった。
緊張を和らげるためにアロマをしてくれたり(好きな香りのアロマオイルを使ってくれる)、足のマッサージをしてくれたり、助産師さんたち皆さんとても親切にしていただいた。
15時半ごろ
助産師さんが様子を見にきてくれた時に破水。一度実家に帰って仮眠をとっていたパートナー氏に実母から破水したから病院に来るよう連絡してもらう。
破水後、痛みが強くなり、時間の感覚がなくなる。
娘がなかなか産道を下がってこなかったので、バランスボールみたいなものに乗ったり、木馬のようなものに乗ってゆらゆら(腰のあたりが痛いのに木馬にまたがって揺れるのはすごく辛かった)したりした。あまりの辛さにパートナー氏に辛いと愚痴った記憶はある。
母体が健康だったため、助産師さん、医師の育成の練習台になっていた。17時から夜勤の助産師さんに交代になったが、助産師さんになりたての方と産科医になりたての方が担当になり(もちろんベテランの助産師、医師がバックにつく)、お産の様子を確認してくれていた。まだまだ経験値が足りないため、赤ちゃんが今産道のどの位置にいるのかを確かめる際、内診のようなことをしてもらうのだが、結構時間がかかって子宮口が痛かった。
17時半ごろ
夕食を出されるも、辛くて食べられず。
19時半ごろ
いきみたい感じが出てきたため、助産師さんにお産の様子を確認してもらう。いきみたいけれど、助産師さんから「いきんではだめ!」と言われていたので、自然現象に逆らわなければならないこの時が一番辛かった気がする。
担当の初心者マーク助産師さんの触診後、ベテランの助産師さんによる触診。もうすぐ生まれてくるかな、ということで最後初心者医師とベテラン医師による触診。触診が人より2倍多かったので、とにかくお尻とお腹が痛かった。母体が健康な場合、大学病院で出産すると練習台にされることが多いと思うので、心しておいたほうがいいと思います。
20時ごろ
ようやく、いきんでOKと指示が出たので無言でいきみつつ、分娩室へ。分娩室は陣痛室から徒歩30mくらいのところにあったが、いきみたい感じが抑えきれず、度々止まりながらゆっくり分娩台に移動した。
出産直前まで、パートナーは分娩台近くにいることができる。パートナー氏も直前まで腰のあたりをテニスボールでさすってくれていたらしい(もういきむのに必死で覚えていない)。
出産は実母に言われていた通り、便秘の便を出す感覚に近かった。よく鼻からスイカ、というけれど、50センチ大の便秘の硬い便を出すイメージと伝えた方が伝わりやすい気がする。
20時52分
無事、娘を出産。産声を聞いた時の達成感は一生忘れないと思う。
初めて見た娘の顔が、ニコちゃんマークの笑顔で、本当に可愛くて、これも一生忘れないと思う。
出産後、初心者マークの医師により会陰の縫合が行われた。「あれっ(汗)」みたいな
声が聞こえて心臓に悪かった&結構痛かったし時間がかかった。
22時ごろ
色々な検査をするため、娘と朝まで一旦お別れ。パートナー氏、実両親も帰宅。分娩台から入院部屋へ移動を試みるも、貧血により血圧が急激に下がり、一瞬意識を失う。結局分娩台で1時間ほど横になって過ごし、23時ごろに入院部屋へ。その日は興奮していてあまり寝られず。3時過ぎにやっとうとうとできた感じ。5時過ぎには目がさめていた。