娘の一歩。

キャリアライター市岡光子が娘の妊娠出産・子育てについて記録するブログです。

ハイハイしないので、MRIを撮ることになってしまった。

1歳2カ月になってようやくズリバイを少しするようになった娘氏。もちろん、ハイハイ、タッチ、あんよはしません。

 

運動発達の遅滞で、順天堂練馬病院にお世話になっているのですが、ついに来月MRIを受けることになってしまいました。主治医曰く、おそらく問題はないと思うけど、悪い可能性を消すために検査しましょうとのこと。

 

理由はわかるし、悪い可能性を潰して成長を見守るには、今検査をしておいたほうがいいことは頭では理解できる。だけど、こんなに小さい体で、麻酔を打って眠らせて、MRIをやらなければならないことに少なからずショックを受けてしまいました。

 

麻酔は薬です。他の薬同様、副作用もあるし、リスクはあります。

日本小児科学会など複数の学会がこんな提言を出しているくらいには、危険性もある検査です。

http://www.ped-anesth.com/data_sheet/MRI_20131030.pdf

私自身はMRIをやったことがないため、いろいろ調べているうちに、不安が激増。夜も眠れないくらい、心配になってしまったので、かかりつけ医に話を聞きに行きました。

 

結論から言うと、納得の上でMRIの検査を受けることにしました。

かかりつけ医のところにいる看護師さんが、元順天堂付属病院で働いていた方で、いろいろな疑問点を解消してくれたのです。

 

まず、検査への考え方について。

「何か心配なことがあるときは、検査が問題なくできる今のうちにデータを取っておいたほうがいい。もう少し年齢が上がると、自我が出てきて、検査を嫌がってしまい、データが取れないことが結構ある。今なら、少し眠らせればデータをすぐに取れる。今のうちにデータを取って所見を残しておけば、万が一今後何か問題が起こった時に、それを元に考えることもできる。」

 

麻酔について。

「いわゆる手術でやるような全身麻酔とは違う。どちらかと言うと、睡眠導入剤のイメージ。静脈注射なので、すぐ眠くなって寝てしまう。今回使うラボナールという薬は、約50年前から使われている薬で、小児へのリスクも本当に少ない薬。また、検査に使える麻酔の最大量が決まっているので、最大量を使っても検査ができそうにない場合は中止になる。少量から麻酔を使って様子を見て検査を実施するので、危険な状態にはなりにくい。」

 

そして、順天堂練馬病院での小児のMRI検査の体制について。

「小児にMRIをやるときは、必ず担当の医師が子供の隣に控えている。もし万が一呼吸が止まるなどの問題が起こった時には、すぐに対応できる体制にある。MRIの機械がある部屋の隣は救急センターなので、蘇生等に必要な器具もすぐ取りに行ける距離にある。心配しなくても大丈夫。」

 

これらのことを解説してもらい、検査への不安がかなり拭えたのでした。

7月から新しい職場で働くため、今回の検査に私は立ち会えません。パートナー氏に付き添いを頼んでいます。自分が立ち会えないからこそ、余計に心配なのかもしれません。

 

検査して何もないことを祈るばかりです。散歩の途中で見つけたお寺で、娘の健康祈願もしてきました。

 

思えば妊娠時から、臍帯辺縁付着で娘の出産の心配をしてきました。結局出産も問題なかったし、きっと大丈夫なはず。

 

娘が健康に、日々楽しく、幸せに暮らせることを祈るばかりです。